ブラックジャックのルール

様々なカードゲームが発祥しては時を経て変わってきたのを目のあたりにしてきました。ブラックジャックをふくむいくつかのカードゲームは長い時を経ても人々に親しまれ広く遊ばれていてます。家で家族や友人と気軽に遊べるブラックジャックは昔からある店舗型カジノとオンラインカジノの定番になっています。昔のように物理的な店で他のプレイヤーと社交しながらリアルカジノを楽しむのが好きなプレイヤーもいればオンラインカジノが便利だと感じるプレイヤーもいます。

この記事では以下のご紹介をします。

• なぜブラックジャックがそんなに人気なのか？
• ブラックジャックの基本ルール
• ブラックジャックの仕組み
• ブラックジャックのバリエーション
• ブラックジャックのエチケット

 

ポーカーと並んでもっとも人気のあるカジノゲームと言われておりシンプルでかつプレイヤーを惹きつけるカードゲームがブラックジャックです。ですが、そのスピーディで単純なルールであってもブラックジャックは運だけのゲームではありません。スキルと戦略が損失を最少限に抑え勝率を上げます。

 

 

ブラックジャックの起源

先ずはブラックジャックの歴史を見てみましょう。このカードゲームは15世紀もしくは16世紀のスペインで発祥したと言われ当時は「ベンティウナ」（スペイン語で21）という名前で知られていました。続くフランスでは「Vingt-et-un」と呼ばれています。1800年頃このゲームはアメリカへ渡り今日のブラックジャックという名前に変わります。アメリカのカジノでクラブもしくはスペードのジャックとスペードのエースを手にした場合に配当が賭け金の11倍となった所以から今日のブラックジャックと呼ばれるようになりました。ブラックジャックが各地で現地化すると様々なルールが生まれプレイヤーにとっても面白いバリエーションが増えていきました。

なぜブラックジャックはそんなに人気なのか？

戦略的にプレイして正しいスキルでプレイすればブラックジャックでより勝率が上がります。ヒットやスタンドの状況が好ましいとされている状況でそのようにプレイすればバーストするリスクを下げられハウスエッジの優位を減らすことができます。カードカウントは成功への道ではありません。先ずは基本戦略に慣れてゲームに勝ち、自分が勝てそうなテーブルで勝利を味わいましょう。場数をふめばどの状況でどんな行動をとればいいかが分かってきます。

ディーラーのカードは1枚しか上向きになっていませんがプレイヤーが有利になる特定のルールがあります。倍賭け、スプリットペア、16以下でスタンド、もしくはブラックジャックで150%の配当を享受するかはプレイヤーと運次第です。

ブラックジャックのルール

ブラックジャックの基本中の基本ともいえる目的はディーラーに21を越えないもしくはバーストしない手持ちカードで勝つことです。21になるカードもっとも好ましく自動的にゲームに勝つことになります。ナチュラルブラックジャックはエースと10の数字のカードが合わさった手持ちカードが理想です。

もちろんブラックジャックでなくてもディーラーより21を越えない大きい数字を持っていればいいのであって最初から21に近い数字のカードを配られるかディーラーがバーストするまで生き残れば勝てるので簡単そうにみえますよね？しかし、ゲームで生き残ることが難しいのです。21よりかなり小さい数字だといい焦ってより多くのカードをひきがちですがそれは同時にバーストするリスクが高まる事と同じです。カードをひかない場合はスタンドするしかないので、ディーラーの勝率が高まります。

ブラックジャックのカードバリュー

先ずはブラックジャックのカードバリューを把握することが基礎となります。カードの2から10までは数字のままです。そこからジャック、クイーン、キングなどのフェイスカードは3枚とも10としてカウントできます。エースは1もしくは11としてカウントでき手持ちカードに合わせてどちらかにできます。エースは一般的に11として使いますが21を越える場合は1として使います。

ハードハンド対ソフトハンド

ブラックジャックにはハードハンドかソフトハンドのプレイスタイルがあります。エースが1として使われているかエースがない場合をハードハンドと呼び、ソフトハンドはエースがあり1もしくは11として使える場合のことを言います。どちらのハンドを持っているかでとれる戦略が変わってきます。例えばハードハンドの16が手持ちカードでさらにカードを引くとリスクが高い場合はスタンドを選択することがほとんどでしょう。しかしソフトハンドの16を持っている場合はエースを1として使えるのでカードがひきやすいです。

ブラックジャックの仕組み

ブラックジャックはジョーカーを除く6から8のカードデッキを使用します。シングルデッキを使ったテーブルは珍しいともいえ、一般的にはプレイヤーが有利となるカードカウンティングを防止するためです。店舗型カジノの場合、カードはシャッフルされディーラーがプラスチックカードを使いカードをきります。そのあとにカードがデッキの最後に配置されて使い終わったことの目印になり再度シャッフルすることになります。シャッフルされたカードはシューという箱に納められます。

この時点からプレイヤーは賭けを始めることができます。どのようにするかというとプレイヤーがテーブルでチップを買うかカジノによっては別のキャッシュデスクでチップを買うか選ぶことができます。チップを目の前に置き賭けたい金額のチップを指定された場所に置きます。オンラインでブラックジャックをプレイする場合は先ずご入金してからバーチャルチップをご使用ください。他のプレイヤーの席が空いている場合は1つ以上のハンドを同時にプレイすることができます。

色分けされたチップは一般的に次の通りになります。白-€1、赤-€5、緑-€25、黒-€100、紫-€500、橙-€1,000

プレイヤーが賭け終わったあとにディーラーが2枚の上向きカードを各プレイヤーに配り、最後にディーラー自身にも1枚の上向きと1枚の下向きカード（ホールカード）を配ります。この時点で自分の手持ちカードとディーラーの手持ちカードをみてどの行動をとるか決めます。次のセクションではどのような行動が可能かを見てみましょう。

ブラックジャックの行動とルール

ブラックジャックではディーラーに配られたカードから様々な行動を選択することができます。自分の手持ちカードとディーラーの手持ちカードを比較して戦略的に確率論を応用しながら行動を選択します。但しブラックジャックにはバリエーションがありますので、プレイしているバリエーションによってルールが違います。それでは次にブラックジャックでとれる行動をご紹介します。

• ヒット - 手持ちカードが小さすぎる場合に選択する行動です。この行動は何度でも選択できますが引き続けるとリスクが高くなります。基本戦略ではプレイヤーの手持ちカードが11以下はの場合にヒットをお勧めしています。その他にペアの場合はスプリットという行動もでき、エースがある場合、手持ちカードが12から16ありディーラーが7の場合もヒットをお勧めしています。
• スタンド - 手持ちカードの数字が大きい場合は新たにカードをひくことをお勧めしません。基本戦略では16以上の場合、もしくは13から16の手持ちカードでディーラーが小さい数字のカードの場合もスタンドをお勧めしています。
• ダブルダウン - かなりいい手持ちカードがある場合は倍賭けしてもいいかもしれません。この行動は最初に配られた2枚のカードの時点でのみ選べます。もしダブルダウンを選択せずカードをひいた場合、その後に倍賭けすることはできません。また最初からブラックジャックの場合も同様です。倍賭けを選択した場合ひけるカードは1回だけですので、もし3枚目のカードが小さい数字の場合は倍賭けした金額を含めすべて失う可能性があります。基本戦略では手持ちカードが9、10、もしくは11や特定の場合を除きダブルダウンをお勧めしています。もしディーラーにエースがなく手持ちカードが11、10、9、3から6の場合は倍賭けをお勧めします。他にも手持ちカードが18から20でディーラーにエースがない場合も倍賭けがいいでしょう。
• スプリット - もしペアが有る場合は手持ちカードをスプリットできます。手持ちカードが1組となるためもう1つの分けたほうにも当初の賭け金と同額を賭ける必要があります。基本戦略ではエースと8をスプリットし10、9、4、5の場合はスプリットすることをお勧めしていません。
• インシュランス - ディーラーの上向きカードがエースの場合に選択してもいい行動です。インシュランスを選んだ場合のラウンドの結果に影響はなくゲームを副次的に楽しむためのものです。ほとんどの戦略では下向きのカードが10である確立が低いためインシュランスに賭けることをお勧めしていません。
• サレンダー - もし手持ちカードで勝てる見込みがない場合にとる行動です。サレンダーできるのは最初の2枚が配られた直後でプレイするテーブルに選択肢がある場合のみできます。ほとんどの場合は賭け金の半分が戻りますがほとんどの戦略表ではこの行動をお勧めしていません。たとえ最初のカードが悪くても新たにカードをひけばいいのです。

ブラックジャックの合図

オンラインでブラックジャックをプレイする場合はクリックで行動が決まりますが店舗型カジノの場合は合図を覚えておくといいです。ディーラーは左から順にカードを配り行動を確認していきます。バーストしているプレイヤーゲームから外れることになりますのでディーラーにその旨合図しなくてはいけません。合図はいくつかありますので、以下にご紹介します。

• ヒット - カードを指すかテーブルを軽く叩いてください。
• スタンド - カードの上で手を左右に振ってください。
• ダブルダウン/スプリット - 2回目の賭け金を置いて、人差し指のみあげてください。
• サレンダー - 人差し指で線をひくか、口頭でサレンダーを伝えてください。

ディーラールール

プレイヤーの行動が終わり次第ディーラーの番になります。カジノによってルールが変わりますが、基本的にはハウスの優位を保っています。ディーラーはカジノルールに沿ってヒットかスタンドをするように訓練されています。スプリットやダブルダウンはできません。広く一般的に採用されているルールは例えプレイヤーの数字を上回っていても16以下の場合はヒットし17の場合はスタンドします。ソフトハンドの17でもスタンドするかはカジノルールによります。

ブラックジャックの配当

ブラックジャックの配当率はルールによって違いカジノによっても違います。標準的なテーブルはブラックジャックで1.5倍、ディーラーより大きい数字で勝った場合が1倍、そしてインシュランスの場合は0.5倍です。引き分けの場合は勝つか負けるか、または賭け自体が無効となります。なによりもサレンダーすると賭け金の半分が戻ってきます。

 

 

ブラックジャックのルールバリエーション

すでにご紹介したようにブラックジャックのルールはテーブルによって異なりますので実際にプレイする前に把握しておきましょう。最大賭け金と最少賭け金の確認、引き分けの結果、配当、そしてサレンダーの有無を知っているといいでしょう。店舗型カジノの場合これらのルールはテーブルごとに説明がありますので直ぐに分かります。オンラインカジノの場合は情報ボタンをクリックすれば分かります。カードデッキがどれくらい使われているのかは分かりにくいですがその場合はディーラーに聞けば教えてくれます。

伝統的なブラックジャックルールは以下の通りです。

これらは伝統的なブラックジャックではありませんので、先ずはテーブルの利用規約をご確認ください。

• レノルール - ハードハンドの9、10、もしくは11のみダブルダウンできます。
• ノーホールカードブラックジャック - ディーラーは上向きのカードを1枚のみ配りプレイヤーの行動が終了してから自身に2枚目を配ることでプレイヤーがエースをひく確立が高くなります。
• 6:5ペイアウト：一部のカジノではブラックジャック (21) の場合3:2という1.5倍の配当ではなく、6:5 (120%) の配当でプレイヤーのうまみが少ないルールがあります。
• ファイブカードチャーリー - プレイヤーがバーストせずに5枚のカードを持った場合賭け金の同額が配当となります。
• レイトサレンダー - 3枚目以降でもサレンダーすることができます。
• フェイスダウンカード - 一部のテーブルではカードが下向きに配られプレイヤー自身がカードを触りめくる必要があります。

ブラックジャックの種類

人気のあるブラックジャックの種類は店舗型カジノであれオンラインカジノであれ違うルールでプレイされています。

• シングルデッキ - 1つのデッキしか使いません。プレイヤーが有利になると思われがちですが他のルールで相殺される場合があることを覚えておいてください。
• ダブルエクスポージャー - ディーラーのカードが2枚とも上向きになっていてプレイヤーは正確な情報をもとに行動できますが、ナチュラルブラックジャックの場合でも配当が1.5倍ではなく賭けた金額と同等額が配当になります。
• スイッチ - プレイヤーは1組の手持ちカードでいい方の手持ちカードを選ぶことができます。
• カリビアン21 : エースが1としてのみ使えるので、ブラックジャックになるには2枚の10とエースの合計3枚となりこれがカリビアン21と呼ばれる所以です。

ブラックジャックのサイドベット

サイドベットはカジノによって違います。オプションであり本来のゲームを副次的にも楽しめるように設けたプレイです。これらはハウスが勝つ確率のほうが高いのでお勧めしませんが勝率を上げたければ一部のテーブルでは以下のようなサイドベットを用意しています。

• 21+3 - これがもっとも広く使われているサイドベットです。もしプレイヤーとディーラーの手持ちカードがストレートフラッシュ、スリオブアカインド、ストレート、またはスリーカードポーカーのフラッシュと同じであればプレイヤーの勝ちとなります。
• パーフェクトペア - ペアの場合に勝ちます。
• ラッキーレディース - 最初の2枚が20になれば勝ち、もっともいい手持ちカードはクイーンが2枚です。
• スートエムアップ - 最初に配られた2枚のカードが同じ絵柄の場合に勝ちます。

有利なブラックジャックのルール

ブラックジャックのテーブルを選ぶ際に少し考える必要があります。テーブルによってはハウスエッジが他のテーブルよりも高いのでどのテーブルでプレイすればいいのかお金を使う前に考えておきましょう。以下にテーブルを選ぶさいに考慮にいれなくてはいけない点をご紹介します。

• カードデッキの使用数 - 6～8デッキが一般的ですが、使われているデッキが少ないほど確率論を応用しやすいです。
• 配当 - 3:2の150%のほうが6:5の120%よりもいいです。
• ゲームルール - サレンダー、スプリット後の倍賭けなどできるのか細かいルールを知っておきましょう。
• テーブルリミット - 最少賭け金が小さいテーブルを選びましょう。
• サイドベット - 余分に勝ちたい場合はこれがあるテーブルを選びましょう。
• ディーラールール - ソフトハンドの17でスタンドするかなどディーラーがどの時点でヒットをやめるか知っておくとプレイヤーにとって有利です。
• ブラックジャックバリアント - プレイヤーに有利なルールでも一般的にはそれを相殺してしまうルール（高い最大賭け金）などが設けてりますので覚えておくといいでしょう。

ブラックジャックのエチケット

オンラインカジノで遊ぶ際は特段何かに気を付ける必要はありません。ゲームを選んでテーブル選び賭け金を払えば直ぐにブラックジャックができます。ですがもし店舗型カジノでプレイする場合は特定のエチケットを守らなくてはいけません。下記に店舗型カジノでプレイした際のルールをご紹介します。

• 手はテーブルの上など見える場所にだしておきましょう。
• ディーラーに直接チップを渡さないでください。指定されたベッティングゾーンにチップを置きましょう。
• テーブルの上に物を置かないでください。指定されたドリンクホルダーなどをお使いください。
• ディーラーに行動を伝えるさいに大声をださないでください。必要な合図で行動を伝えましょう。
• テーブルに他のプレイヤーが先にいる場合は参加してもいいか一言声をかけてください。
• 次のラウンドが始まるまでテーブルに参加するのを待ちましょう。
• ディーラーがカードを配り始めた時にチップを触るのはやめましょう。
• 他のプレイヤーに助言するのはやめましょう。
• ディーラーに敬意をはらってください。

ここまで読んでいただければブラックジャックのルールが分かったかと思いますので、いよいよ実践するときです。実際のお金を使ったゲームをプレイする前に疑似通貨を使うデモゲームをプレイして価値ある経験を積み重ね自信をつけましょう。一部の国・地域ではデモゲームをプレイする前に年齢確認が必要な場合がありますのでご注意ください。もしオンラインブラックジャックをプレイしたければ様々なバリエーションのブラックジャックを提供しているEnergyCasinoをご自宅からお気軽に遊んでみてください！EnergyCasinoではプレイヤーの皆様に大きなウェルカムボーナス（国・地域によって異なります）、小さい最少賭け金や自宅にいても本物さながらのプレイを体験できるライブカジノを提供しています。ゲームを始める前にテーブルルールを把握し責任を持ってプレイすることを心がけてください！

 

 

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