インシュランスはブラックジャックの賭け方の1つでありディーラーの上向きカードがエースでもう一枚を裏返していない場合に使える方法です。全部のテーブルがインシュランスを設けているわけではありませんが設けているほうがブラックジャックでは人気があります。基本的な戦略ではヒット、スタンド、スプリットなどに最適化されたシナリオをあわせてご紹介していますがインシュランスについてはどうでしょう?このガイドではブラックジャックのインシュランスについて知っておくべきことといつこの賭けを使うのかをご紹介します。
ブラックジャック賭け
ブラックジャックは人気のカジノゲームで簡単にルールを覚えることができます。このゲームの目的は手持ちカードを21もしくは21に近づけそれを超えずにカジノ側(ハウス)を倒すことです。ジャック、クイーン、キングなど顔つきカードは10として数えられエースはその時々の状況で11もしくは1として使えることができます。例えば11として使うと21を超える場合に1として使うことができるのがエースの強みでありブラックジャックで特別なカードとなっています。
オンラインブラックジャックテーブルには制限された賭けウィンドウがあり通常は少しの間だけ開きます。通常の賭けとは違いオンラインテーブルではエニーペア、ホット3、バーストイット、21+3など複数のサイドベットを提供しています。賭け時間が終了するとプレイヤーには2枚のカードが上向きで配られディーラーは1枚の上向きカード(アップカード)が配られ1枚の下向きカード(ホールカード)が配られます。プレイヤーは自分たちのカードを知っているのでディーラーの上向きカードのみで勝負に勝てるか推測するしかありません。
最初のカードが配られるとプレイヤーは最初に行動をします。ヒット、スタンド、スプリット、もしくはダブルダウンがあります。ヒットはカードを1枚ひき、スタンドは手持ちカードを変えずにしターンを終了します。スプリットは同じカードが2枚(例えば10-J)そろった時にしかできずダブルダウンは追加で1枚のみひくことができる条件が付き賭け金を倍にすることができます。テーブルによってはインシュランスそしてまれにサレンダーという選択肢を用意しています。サレンダーは手持ちカードを放棄しゲームからおりる結果となりますが賭け金の半分は戻ってきます。そしてインシュランスは当初の賭け金の半分ですむセーフティネットとして機能しています。インシュランスが機能するのはディーラーがブラックジャックを当てた場合です。
簡単そうに見えませんか?ですが簡素を当たり前としてとらえないでください。このゲームは戦略性がとても高いカジノゲームです!
ブラックジャックのインシュランス
簡単に言いますとインシュランスはディーラーのカードがエースでありもう1枚の下向きカード(ホールカード)が10でブラックジャックだった場合にプレイヤーを損失から守るための手段です。インシュランスは通常当初の賭け金の半分で設定されていてもしディーラーがブラックジャックだった場合の配当は2倍となります。
ブラックジャックのインシュランスは行動可能な時にオプションとして選択肢に表れます。サイドベットとは違いこの賭けは最初のカードが配られた直後のみ選ぶことができます。プレイヤーが常に先に行動しますので2枚の手持ちカードと確率論を駆使してディーラーが21になるかを予測しながらプレイする必要があります。
スプリットとダブルダウンとは違いインシュランスにははっきりとした線引きがありませんのでプレイヤーが賭けをするか否か明確な状況がありません。その変わりにいくつかの状況でインシュランスに賭けておくといい場合がありますので、それをご紹介します。
インシュランスに賭ける時
インシュランスを賭けるかどうかは使われたデッキ数と10の数のカードとそれ以外のカードがデッキに残っているのかが判断材料になります。
- 1デッキゲームでは熟練プレイヤーがディーラーがブラックジャックになるオッズを推測するために何枚の10が配られ何枚残っているかをカウントします。
- 店舗型カジノではブラックジャックを当てた場合、ディーラーの上向きカードがエースの場合は引き分けでお金は返ってきますが(推奨しません)、すでに最初の2枚でブラックジャックを当てている場合はインシュランスを賭けることはできません。店舗型カジノとは対照的にオンラインカジノではたとえプレイヤーがナチュラルブラックジャックであってもインシュランスを賭けることができます。
- シューに収納されているデッキ数が増えるとインシュランスに賭ける必要性が下がります。
- 一部のプレイヤーはマルチデッキにインシュランスを賭けることが有利であると主張していますが長期的に見るとあまりお得ではありません。
- オンラインテーブルはシューの中に大体6から8デッキ収納されていて一定の周期でカットとシャッフルが繰り返されています。カードカウントなどは「マック」(カードを意図的に調整するインチキ)とみなされるルール違反であり、カジノ側に見つかった場合は没収となります。
- もし14や15などの弱いハンドである場合はラウンド負けするので、この場合はインシュランスを賭けていてもあまり違いはありません。
インシュランスとハウスエッジ
ブラックジャックのハウスエッジは他のカジノゲームと比べてもっとも低くカジノ側はわずか0.5%です。インシュランスに賭けるとテーブルで使われているカードデッキ数にもよりますがハウス側がより優位になります。例えばシングルデッキでインシュランスを賭けた場合の時のハウスエッジは5.88%で6デッキの場合は7.39%となります。オンラインカジノテーブルは通常8デッキでプレイしますのでハウスエッジが7.47%になります。たとえインシュランスに賭けることができディーラーが最初からいい手を持ってもプレイヤーの損失を相殺できるとしても実際にはプレイヤーにとって不利であることには変わりません。
ブラックジャックの上級プレイヤーはインシュランスを含む他のサイドベットに賭けてもいい結果になる場合がありますが大体はどんな状況下でも推奨されていません。ゲーム自体の経験則から長期的にみた場合、インシュランスなどに賭けるとカジノ側により有利となりプレイヤーの負ける確率も高くなるということです。
カジノルールや戦略に関わらず勝てる保証はどこにもありません。基本的な戦略は始めるのに最適ですがプレイヤーごとに各々違うプレイスタイルがありますので始める前に先ずはテーブルルール、配当、そしてサイドベットで自分にとってもっともいいオッズにし資金をしっかりやりくりしてください。