ブラックジャック基本戦略

ブラックジャックをマスターするのはいかがですか？このカードゲームは大人の雰囲気漂う店舗型カジノや気軽にどこでも楽しめるオンラインカジノにおいてもっとも遊ばれているカジノゲームの1つです。仕組みがシンプルですので簡単に理解でき楽しむことができるカードゲームですのでブラックジャックの基本戦略を理解し運を味方につけることができれば勝率がグッと上がります。カジノゲームとして長らく親しまれてきたブラックジャックには長い歳月をかけ派生したバリエーションがありプレイヤーたちをよりいっそう楽しませてくれます。オンラインカジノがカジノ業界にうまれてからよりブラックジャックが身近なゲームとなりドレスコードなど服を選ぶ手間から解放され手軽に遊べるようになりました。

この記事では以下のことをご紹介します。

• 基本戦略の起源
• なぜ基本戦略が必要なのか
• 基本戦略の用い方
• 最良の戦略行動
• 基本戦略のコツ

ペースが早く単純明快なゲームに関わらずブラックジャックは機会要素だけではありません。素人の考えとは対照的にブラックジャックではプレイヤーの行動が勝利に影響を及ぼすことが小さくありません。ランダムに行動することも可能ですがその場合は懐が寒くなることのほうが多いでしょう。そうではなく責任を持ってプレイし資金管理をしっかりしたい場合は戦略的思考に基いてプレイするといいでしょう。運はもちろん重要な要素の1つで、知識、スキル、そして戦略的なアプローチはハウスエッジを小さくしプレイヤーの勝率を大きくすることができるので結果が違ってきます。

ルーレットのような運が最大要素となるカジノゲームと違いブラックジャックではプレイヤーの選択も結果に影響を与えます。どの行動が最良かを知るためにこの基本戦略が重要なかぎとなります。数学を用いた戦略には確率論の仮説が使われ想定される状況とディーラーの手持ちカードとの優劣をも視野に入れます。本能に備わっている勘に従うのではなく戦略を用いたアプローチで勝率を高め勝つ回数を上げ損失を最小限に抑えましょう。但し100%勝てる保証はないということを頭に入れておくのは大事です。もちろん戦略があったほうが長くゲームプレイを楽しむことができます。

ブラックジャックの基本戦略が色分けされた数字と文字の戦略表のようなものを見たことがあるかもしれません。本ガイドでは行動毎の最良な選択をご紹介することでカジノをより楽しんでいただきたいと思います。

ブラックジャック基本戦略の歴史

ブラックジャックは15世紀もしくは16世紀辺りのスペインで発祥し世界の幾つかの国で遊ばれていた痕跡があります。基本戦略はごく最近とも言える1950年代にアメリカ陸軍技師ボールドウィン、キャンティ、メイゼル、そしてマクダーモット（黙示録に現れる4騎士とギャンブル本の著作者が名付けた）の4人がカジノのブラックジャックでディーラーに勝とうと知恵を絞り出した結果考え出されました。彼らが自らの経験を元に「ブラックジャックで勝つ方法」を出版し彼らのデータはエドワード・ソープ氏がIBMコンピューターでその精度を検証しました。そして彼が最初のカードカウンティング戦略を開発した第一人者とされています。その後1970年代にピーター・グリフィンが構成依存基本戦略を確立します。もう1人のIBM数学者であるジュリアン・ブラウンはより新しいコンピューターでソープの戦略をさらに精錬したものにしました。

我々が今日知っているブラックジャックの基本戦略は過去に数百万回とシミュレーションを行なわれ最適化されたコンビネーションなのです。

基本戦略を用いる意味は

この戦略を使うと以下のメリットがあります。

• 勝率が上がります。
• よりいい判断ができます – 戦略がすすめる行動にしたがえば損失を最小限に抑えられブラックジャックをより楽しめます。
• ハウスエッジを0.20%から0.50%下げることができます – ブラックジャックは他のデッキゲームと比べるともっともカジノ側の有利が低いので戦略を用いればわずかな確率でも有利になります。カジノ側より高い勝率にはなりませんが勝率を上げることはできます。

基本戦略の使い方

戦略的なブラックジャックを始める前に先ず基本戦略の原理的な仕組みを理解するまでに努力と時間が必要だということを理解してください。最初は複雑にみえる数字でやる気がそがれるかもしれませんが忍耐、努力、そして一番重要な練習をもってして動きを覚えることでコツが分かります。最良の手順としてはハードハンドの扱い方から始めペアとソフトハンドを覚えていきましょう。大事なのは例え負け続けていても毎ゲーム戦略的にプレイすることを意識してください。戦略は確率論が基ですのでしっかりと資金管理ができ責任を持ってプレイできていれば長期的の場合に助けとなります。

ブラックジャックの遊び方

ブラックジャックの第一目標はシンプルです。21に近いカードをバースト（21を越えた場合の呼称）せずに揃えればいいのです。他のプレイヤーも同じテーブルでプレイすることができますがプレイヤーは全員例外なくディーラーと数字の大きさを競っていますのでプレイヤー同士は互いを気にする必要はありません。

ブラックジャックに使われるカードの数字を把握することが大前提です。カード2から10は数字通りでジャック、クイーン、キングのフェイスカードは10、そしてエースは1と11のどちらか状況によって使い分けることができます。一般的にエースは11として使いますが、21を越えた場合は1として使ってください。ブラックジャックにはハードハンドとソフトハンドの2種類があります。ハードハンドにはエースがないもしくはすでに21を越えエースが1としてのみ使える状況でソフトハンドはエースがあり1もしくは11とまだどちらにもなれる状況の場合です。このどちらかの手持ちカードによって行動が変わります。

ベストハンドは還元率150%のエースと10の数カードのペア（ナチュラルブラックジャック）です。プレイヤーには3通りの勝ちパターンがあり今しがた紹介したブラックジャック以外にもディーラーより多い数字でかつ21もしくは21により近い手持ちカード、またはディーラーがバーストして生き残るパターンです。

ブラックジャックの仕組み

ブラックジャックは普通のデッキを複数使います。一部のテーブルでは1デッキのみ使う場合がありますがほとんどのテーブルでは6から8デッキ使いプレイヤーのカードカウントを防止しています。ディーラーがカードをシャッフルしてプレイヤーが賭けを設定すると2枚の上向きカードがプレイヤー毎配られディーラーは1枚上向きと1枚下向きのカードが配られます。自分のカードとディーラーのカードを比べてサレンダー、ダブルダウン、スプリット、ヒット、もしくはスタンドの5つの行動から状況に合った最良の選択をします。プレイヤーが行動終了後にディーラーが初めて行動をします。彼らはカジノのルールに従いヒットかスタンドのみの行動をします。テーブルによっては16以下の場合ヒットしソフトハンドの17でスタンドするケースもあります。ブラックジャックを始める前にテーブルのルールを確認しておきましょう。賭け金の範囲、サレンダーの有無、そして引き分けがプレイヤーの勝ちになるか負けるかなど事前に把握しておきましょう。

ブラックジャックの行動

すでにご紹介しました通りブラックジャックには5つの行動があります。

• ヒット：新たにカードを引きます。
• スタンド：カードを引かずディーラーの結果まで待ちます。
• ダブルダウン：倍賭け
• スプリット：同じカードを2つの手持ちカードに分けます。
• サレンダー：ディーラーが最初の2枚を配り終えたあとにゲームを棄権します。

基本戦略を使いブラックジャックをプレイする

長期的な勝率を最大化したい場合全部の起こりうる状況において自分に有利になるよう基本戦略を基に選択をしていきましょう。下に各行動のパターンをご紹介します。

サレンダーするタイミング

もし選んだブラックジャックテーブルにサレンダーオプションがある場合は最初の2枚を配り終えた時点でラウンドを棄権するか選ぶことができます。基本戦略では以下のパターンの場合はサレンダーすることをお勧めしています。

• 自分がハードハンドの16でディーラーが9、10、もしくはエースの場合。
• 自分がハードハンドの15でディーラーが10もしくはエースの場合。

スプリットするタイミング

この選択は同じカードを2枚持っている場合にとれる行動です。もしスプリットした場合もう1つの手持ちカードにも同額の賭け金を置きます。下にこの行動を取る場合に必要なルールをご紹介します。

• エースと8の場合は常時スプリット。
• 5と10の場合はスプリットしない。
• ディーラーが7を除く2から9で自分が9の場合はスプリットまたはスタンド。
• ディーラーが2から7で自分が7の場合はスプリットまたはヒット。
• ディーラーが2から6で自分が6の場合はスプリットまたはヒット。
• ディーラーが5から6で自分が4の場合はスプリットまたはヒット。
• ディーラーが2から7で自分が2か3の場合はスプリットまたはヒット。

ダブルダウンのタイミング

ダブルダウンは最初の2枚が配られた時点で選択できますが倍賭けした場合は1回のみヒットできます。またナチュラルブラックジャックの場合もダブルダウンができません。基本戦略では次のようにお勧めしています。

• ハードハンドで9、ディーラーが3から6
• ハードハンドで10、但しディーラーが10もしくはエースの場合を除く
• ハードハンドで11、但しディーラーがエースの場合を除く
• ソフトハンドで13もしくは14、ディーラーが5から6
• ソフトハンドで15もしくは16、ディーラーが4から6
• ソフトハンドで17もしくは18、ディーラーが2から6
• ソフトハンドで19、ディーラーが6

ヒットとスタンドのタイミング

もしスプリットもしくはダブルダウンしたら後はヒットかスタンドのみの行動ですが、これはディーラーと自分の手持ちカードの比較状況となります。またソフトハンドなのかハードハンドなのかによっても変わってきます。

ソフトハンドの場合（エースがありまだ1か11のどちらにもなれる）

• 19と20の場合はスタンド
• ディーラーが9、10、エースでない限り18でスタンド
• 17以下の場合は常時ヒット

ハードハンドの場合（エースがないもしくは有っても1としてのみ使用）

• 17以上は常時スタンド
• ディーラーが2から6の場合13から16で常時スタンド
• ディーラーが4から6の場合12で常時スタンド
• 11以下は常時ヒット

これらの基本戦略はカジノのルールやテーブルルールによって若干変わります。ディーラーがソフトハンドの17でスタンドするのか、何個のデッキを使用しているのか、サレンダーができるのかなどがありこれらは少なからずゲームに影響を与えます。

ブラックジャック賭け戦略

ブラックジャックの基本戦略に慣れてきたらどの戦略も資金管理が重要になることが理解できると思います。負けても痛くない額でプレイしないと夢中になった場合気づいたら取り戻せないくらいの損失を負う可能性があります。下に参考となるブラックジャックの賭け方をご紹介します。

• 少ない賭けから始めましょう。勝っている場合に賭け金を上げます。
• 負けた場合に賭け金を倍額にする場合はそれなりの資金を持っておきましょう。そうでなくては直ぐに資金が枯渇してしまいます。
• 1-3-2-6の賭けシステムを使ってみてください。€10で始めて€30、€20と続けて賭けて勝った場合に€60賭けましょう。負けた場合は当初の額から始めてください。

ブラックジャック戦略のコツ

基本戦略を用いれば勝つ可能性を最大化できますが、勝利を保証することはできません。ですが、もしハウスエッジが低いテーブルを選べば有利にゲームを進めることができます。

• デッキ数が少ないテーブルを選べば確率論をより活かせるかもしれません
• インシュランスに賭けないでください。ディーラーのホールカードが10である確率はそんなに高くありません。
• 還元率に注意してください。通常は3:2で150%ですが、6:5で120%のテーブルもありますので、前者のテーブルを選ぶようにしましょう。
• 予算を越えて遊ぶのは止めましょう。
• テーブルルールを確認しましょう。ディーラーがソフトハンドの17でスタンドなのか、引き分けは持ち越されるか、最少賭け金はいくらなのかなど知っておきましょう。
• 店舗型カジノやオンラインカジノに関わらずいつでも使えるように基本戦略を暗記しておきましょう。
• キャンペーンは自身のお金を使わずに勝てる機会を増やしてくれます。
• 他のプレイヤーはプレイの結果に全く影響しないのでディーラーに全集中してください。
• EnergyCasinoでデモゲームを無料でプレイできますので実際にプレイする前に練習の意味で試しましょう。

ブラックジャック – 戦略まとめ

ブラックジャックはランダムなゲームではありません。一部スキルと戦略が必要であり損失を勝ちに変えることができる楽しいゲームです。もちろんカジノ側が有利であることに変わりはありませんが、戦略をとることで資金管理能力が向上し勝率が上がるので損失を最小限に抑えることが可能となります。時々発生する状況は戦略がなくてもどうすればいいか自明な場合があります。例えば20の場合は必ずスタンドを選び5の場合はいつもヒットしますが、いつもそんな明白な状況ではありません。基本戦略に忠実でいるにはそれなりの努力と忍耐が必要ですが長期的にはディーラーを倒せ勝率を上げてくれます。

それでは楽しんでください。グッドラック！