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マーチンゲール法はどんな仕組みなのか?

Gambling
2022 Jun 20 5 min read
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マーチンゲール法はカジノゲームのルーレット、クラップス、そしてバカラでもっとも早くに広まった初期の賭け戦略です。基本的な思想は負けの連鎖を操作して短期間で勝機に変えるというものです。比較的単純明快な仕組みですので簡単にやり方を覚えられ複雑な計算は必要ありません。本稿ではマーチンゲール法について広範囲の説明を加えカジノでプレイする際にどのように使用するのかご紹介します。

この記事では以下のことをご紹介します。

  • マーチンゲール法とはなにか
  • 戦略の種類
  • どのように作用するのか
  • 賛否両論

 

 

 

マーチンゲール法とはなにか?

この戦略はマイナス進捗法で賭けに負けた場合に次の賭け金を上げていきます。マーチンゲール法はたくさんの賭けを連続で負ける確率を最小限に抑えると同時に負の連鎖を同時に断ち切ります。負けることで賭けを2倍にし勝つことで限界まで損失を取り返せるという仮説です。端的に言えば甚大な損失を相殺し少しの還元が可能な賭け方ということです。もっとも簡単な戦略の1つとしてマーチンゲール法はたくさんのカジノプレイヤーから認められている賭け方です。残念ながら全マーチンゲール法はここ数年でいくつかの手法に分かれてしまいました。この戦略には潤沢な資金が必要であり均等賭けのゲームなどには向いていません。リスクに見合わないリターンでは悲しいことに長期的にみて滅多に成功しません。

マーチンゲール法のバリエーション

18世紀のイギリス人カジノオーナーであるジョン・ヘンリー・マーチンデールがマーチンゲール法を生み出したと言われています。すでにルーレットの賭け戦略がヨーロッパ中で人気をかもし特にフランスではより人気がでていました。伝聞によるとJ.H.マーチンデールこれらの戦略に工夫を加え彼の仲間達にこの戦略を使うよう勧め誰がこの戦略をどのような状況下で有利になるか試しました。

時を重ねるたびにカジノプレイヤーたちによって新しいバリエーションがマーチンゲール法に加えられていきました。これにより色々な機会が増え成功する方法も違いが出てきました。以下にもっとも共通したマーチンゲール法をご紹介します。

  • ミニマーチンゲール法 – このバリエーションでは倍賭けを制限することで賭け金の暴騰を防ぎます。これは反対にいえばマーチンゲール法の原理を支配していて倍賭けの数を制限し負けの連鎖を断ち切る最初の勝利で大きな額の賭け金が累積した損失を完全に相殺しないという保証にちかい結果に持っていくことができます。ミニマーチンゲールではお金を失いますが不幸中の幸いとしてはこの戦略であれば失うスピードを遅くすることができます。
  • 逆マーチンゲール  – 名前の通りマーチンゲール法の逆手法となります。賭けに負けて倍賭けするのではなく賭けに勝った時に倍賭けします。この戦略の思想背景には連勝を最大化するということで一目で見ればそれなりの遊び方に思えます。但し、賭けに勝つたびに倍賭けになるので連勝が終わる際にはかなりの損失を被る場合もあります。逆マーチンゲールはミニマーチンゲールよりも安全な賭け方ですが、かなり危険な方法になる場合もあります。
  • グランドマーチンゲール法(大マーチンゲール法) – この派生はオリジナルのマーチンゲール法に調整をしたバージョンでありリスクの割に報酬が見合わない手法です。賭けで負けた際に単に倍賭けするのではなくさらに多くの金額を上乗せして賭けに臨みます。これは勝てばより大きなリターンが期待できる半面マーチンゲール法の負の面である賭け金の上昇スピードがより早くなり負けた場合の損失もスピードが早くなります。

この賭け方はどういう仕組みなのか?

マーチンゲール法を覚えるのに複雑な計算や数式は必要ありません。この賭け方はほぼ五分五分の勝ち負けに適した遊び方で例えるとルーレットの赤か黒に賭けることと同じくらいの意味を持ちます。考え方は至ってシンプルで連続性を含め負けた場合には賭け金を上げるということです。

マーチンゲール法はどのように使われていますか?

マーチンゲール法は1:1の賭け方もしくはほぼ50%の勝率をだすために使われています。ルーレットのアウトサイドベットの偶数奇数もしくは赤黒は正にこの戦術に最適といえます。他にもクラップスのシューターが負けることに賭けるドントパスやバカラでも最適な戦略です。マーチンゲール法を使う基本的な方法が2つあります。

  1. 毎回負ける度に賭け金を2倍増やします。
  2. 勝った場合好みの金額で賭け金を上げていきます。少ない額で始めることをお勧めします。

マーチンゲール法の背景にある論理について

パッと見マーチンゲール法はいい戦略に見えます。賭けに負ける度に倍賭けすれば当たった際に損失を取り返せるだけでなく少し儲けがでるのですから。損失が帳消しになれば予算の上限に達することはなくそれだけ長く遊ぶことができます。

 

 

 

マーチンゲール法の賭け戦略

ルーレットの連続負けでマーチンゲール法を使うのがもっともいい例となります。例えば€10使ってマーチンゲール法でプレイした場合に起こりうる状況をご紹介します。

  • 最初に€10をアウトサイドベットの偶数(五分賭け)に賭けます。
  • スピンの結果が奇数の場合はプレイヤーの負けとなります。
  • 次のラウンドでプレイヤーは倍賭けで€20とし総額€30を使ったことになります。
  • もしスピンが偶数の場合は当たりとなり負けた額プラス最初の賭け金より少し多い金額が手元に払い戻されます。
  • 計算方法としてはルーレットの五分賭け配当は1:1であり€20で勝った場合は€40が配当となります

プレイヤーは例え負けが何回か起きたとしても2倍賭けを続ける必要があります。この方法はどの賭け方にも適用され勝率がほぼ50%となります。悪い話ではなさそうに聞こえますよね?楽観的な考えは止めてください、マーチンゲール法は欠陥がある戦略とも考えられているのです。

マーチンゲール法は効果があるのか?

有るとも無いとも言えます。マーチンゲール法は短期的で特に負けの制限を儲けている際には充実した遊び方かもしれません。しかし残念ながら長期的な負けが続くとトラブルが発生します。これはギャンブラーであれば全員が経験し知っている不可避な事実でもあります。

マーチンゲール法が唯一成功するには無限の資金がありカジノ側に最大賭け制限がない場合ですがどちらも現実的ではありません。マーチンゲール法を長く使えば賭け制限の上限が早くなるだけでなくテーブルにおける可能賭け金の最大値に達してしまいますのでテーブルが閉じた場合の損失が大きくなることは間違いありません。

マーチンゲール法に関する賛否両論

マーチンゲール法についてはいい面と悪い面があります。この戦略を試す前に先ずは慎重に責任あるギャンブルに基づく判断をしてください。

賛成派

  • マーチンゲール法はビギナーが手っとり早く損失を取り返すことに役立ちルーレットなどのカジノゲームについて学ぶいい戦略であると言えます。
  • マーチンゲール法は短期的にプレイする場合に適しています。
  • ルーレット、クラップス、そしてバカラでマーチンゲール法を使うことができます。
  • 倍賭けができるうちは例え連続で負けていても部分的には勝てますがこの倍賭けが戦略の裏目でもあります。

反対派

  • 連続で負けることが長引く場合に大きな資金が必要となります。この賭け方が他の戦略と比べた際にプレイヤーの資金をより早く消費させることにつながっています。
  • 長く遊びたいプレイヤーにとってマーチンゲール法は適していません。
  • 例えマーチンゲール法がポカ防止でも次の賭けが思う結果になる保証はありません。
  • 本来の還元率と比べマーチンゲール法のリスクが見合いません。
  • ハウスエッジの観点からしても長期的に遊ぶ場合にマーチンゲール法はいい戦略とは言えません。

マーチンゲール法を使うべきか?

結論から言うと完全にプレイヤー次第です!新しいプレイヤーもしくは熟練のカジノプレイヤーだったとしても一度はマーチンゲール法を聞いたことがあるはずです。この戦略に秘訣はありませんが、使う際は負の側面も考慮しなくてはいけません。EnergyCasinoでは先ず無料でプレイできるデモゲームをお試しいただき戦略と係る賭け方について慣れておくことをお勧めします。

次の場合はマーチンゲール法を使うことをお勧めします。

  • 短期間のプレイ
  • 厳格な予算を設けてそれに沿ってプレイしてください。これは全額負けるという可能性も想定し資金がゼロになっても大丈夫であるという前提です。
  • もし€1賭ける場合は最少€200の資金を手元に用意することをお勧めします。€1000の資金がある場合は一回の賭け金が€5を越えない場合です。

次の場合はマーチンゲール法を使うことをお勧めしません。

  • 長期的に遊びたい場合。バカラなどはスピードが早く短い期間でたくさんのラウンドが行なわれます。
  • 資金が厳しい場合。
  • 賭け金を続けざまに上げていく手法が苦手な場合。これは使うお金の額がどんどん大きくなり損失が増えるという意味を示します。

どこでマーチンゲール法が使えるか?

これはスポーツギャンブラーやフォレックストレーダーが使う手法でもあります。後者の場合が使う理由としては為替を交換する際に儲けがでるかでないか2つに1つの結果であるからです。マーチンゲール法がどのように使われていようといつでも大きな予算を持ち起こりうる莫大な損失に備えて置く必要があります。

最後に

マーチンゲール法は諸刃の剣です。連続で負けこんでいても五分五分で勝て同時に巻き返すことができる一方倍賭けで負け続けると損失が一気にふくらみ巻き返せなくなります。全部のカジノゲームは機会要素であり運は移り気です。新しいプレイヤーでもプロカジノプレイヤーであっても焦ってマーチンゲール法を使うことをお勧めしません。先ずはフリーデモをお試しいただきこの戦略が長期的にプレイヤーにとって恩恵をもたらすものなのかご自身でご確認ください。