スリーカードはおそらくそれなりに過小評価されているハンドです。とはいえ、ツーペアをスリーカードにするということは、ポットの勝率を上げるために非常に有効な手段です。そう考えただけでも記事にする価値はあるのではないでしょうか?私たちはそう思います。
本記事では、ポーカーハンドとしてのスリーカード、各ストリートでこのハンドが出る確率、スリーカードでプレイする際に気をつけるべきポイントについて考察していきます。
強力なポーカーハンドを揃えるのは難しいことですが、スリーカードが5枚のポーカーハンドとしてどのようなランクにあるのか、またスリーカードを作る確率はどのくらいなのかを早速見ていきましょう。
スリーカードとは?
スリーカードはボードから同じ数字のカード3枚を揃えて作る、ポーカーでよく見られるハンドです。
以下、スリーカードに関するポーカーハンド例を1つ、2つご紹介します。
- エース3枚、ダイヤの9、ハートの4
- 7が3枚、ダイヤの3、クラブの2
5 枚のカードからなるポーカーハンドとしては、スリーカードが活躍する場面は多いと言えますが、一部のプレイヤーは、セットやトリップに巻き込まれるという罠に陥る可能性があるのも事実。
例えば、セットではプレイヤーがペアを持ち、それを合わせることになり、トリップでは1枚のホールカードとペアを合わせることになります。
トリップの場合は、ペアを持っていても、同じ手札で別の同じカードを持っていることがあります。
スリーカードはポーカーにおいてかなり強い手札になるポテンシャルはありますが、全体のランクで言えば7番目に位置します。したがって、フルハウス、フラッシュ、ストレート、そしてもちろんロイヤルフラッシュに負けるということです。
スリーカードが勝てるのはツーペアやワンペアに対してのみ。つまり、ドライなポットを獲得するためには重要な要素なのです。
ゲームに勝つには、スリーカード・エースなど、高いカードの組み合わせをテーブルに投げ入れる必要があります。
それでは、ポーカーでスリーカードを引く確率を評価してみましょう。
52枚のカードデッキからスリーオブアカインドを作る確率
統計的に見ても、通常のデッキからスリーカードを作るのはそれほど低い確率ではありません。ポケットペアがあればスリーオブカインドを作るチャンスがさらに増えますが、後のストリートで予想外の逆転を避けるためにも、ボードの雰囲気を考慮しなければなりません。
52枚のカードからランダムに5枚のカードを引いた場合、それがスリーカードになる可能性は2.1128%に相当し、他の強力なポーカーハンドよりも高い確率です。
スリーカードは、858通りの方法で作ることができ、スートを含めると54,912通りあります。
次は、具体的にテキサスホールデムの場合を見てみましょう。
テキサスホールデムでスリーカードを獲得する確率
テキサスホールデムでは、7枚のカードから最高の5枚の手札を作ることが目的です。
フロップでスリーカードを出す確率は、1枚のカード次第です。
フロップでスリーカードを揃える確率
ポケットペアでスリーオブカインドを作る確率は10.8%に達するので、フロップで有利になる確率が高くなります。
ターンでスリーカードを揃える確率
後半のストリートでは、ツーペアが5アウトになります。オッズは以下の通りです:2/47 または 4.2%。
ファイブカードでは5/47となります。
リバーでスリーカードを揃える確率
リバーでは、ペアカードでやや高い傾向があります:
ツーペア=5/46または10.8%。
リバーでヒットするには、スリーカードを作らない確率を逆算して100%から引き算すれば計算できます。
リバーでヒットしない確率=44/46で、およそ91.6%となります。
この段階でスリーカードを作る確率は、8.2%です。
スリーカードのインプライドオッズ
ドライボードでは、正しくプレイしていれば、スリーカードでも簡単にポットを取ることができます。ポケットペアが配られると非常に有利になりますが、どんな2枚でも運が良ければスリーカードになる可能性があります。
そうは言っても、強力なハンドが発生しがちなウェットボードでは、スリーカードでは厳しいと言わざるを得ません。この場合、ポットへの投資はできるだけ少なくし、大きなベットに直面した場合はフォールドするのがベストな選択でしょう。
スリーカードに関するヒント
ホールカードでホールデムをマスターすることで、スリーカードをより引き当てることができますが、トリップはセットよりも弱くなります。
スリーカードを使用する際は、次のヒントを心に留めておきましょう:
- ボードの雰囲気を考慮する:スリーカードはゲーム内で最高のポーカーハンドとはほど遠いものです。例えば、ストレートのドローが発生したらフォールドをしないにせよ、警戒心を強めるべきでしょう。自分のカードよりも優れたスリーカードでも、重要なチップを失う可能性があります。
- フロップでトリップをする-明らかなフラッシュがなければ、自信を持ってスリーカードにベットできます。スリーカードはポーカーではそれなりに優れたハンドですが、他の多くの手札に負けてしまうので、オールインする価値はないということを常に心に留めておいてください。
- 練習を続ける – 練習すればコツがつかめるハンドなので、EnergyCasinoのテーブルでスリーカードハンドに磨きをかけてみましょう!
- 過小評価しない-スリーカードでフルハウスを倒すことは100%不可能ですが、それなりに優れたハンドであるという事実は覚えておくべきです。特にハンドを作ったプレイヤーがあまりいない場合は、スリーカードの可能性を最大限に活用できます。
テキサスホールデムにおけるスリーカードステージの確率
- 任意の2枚のカードでスリーカードをフロップする確率:1.9%.
- ポケットペアでスリーカードをフロップする確率:10.8%.
- ターンでスリーカードを作る確率:4.2%.
- リバーでスリーカードを作る確率:4.3%.