ブラックジャックは特殊なゲームです。カードゲームには運がつきものですが、ブラックジャックの判断力を磨くには、スキルの要素も重要になります。ブラックジャックにおいて勝者と敗者を分けるのは、常に正しい判断をするために試行錯誤を重ねた勝利の戦略であるかどうかに懸かっています。
では、ブラックジャックの用語を知っておくことは、どのようにして成功に繋がるのでしょうか？あなたが初心者であろうと、経験豊富なベテランであろうと、知らない言葉が出てきたときに参照できるブラックジャック用語集は誰にでも必要です。
このブラックジャック用語集の内容を全て暗記する必要はありませんが、どんな専門用語があるのかを確認するために目を通しておくことを推奨します。専門用語を知っておけば、テーブルで印象を残すことができるでしょう。
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21: ブラックジャックのことで、合計値が21になることを指します。また、ブラックジャックゲーム全般を指す用語でもあります。
21+3: ブラックジャックにおけるサイドベットの一つで、プレイヤーが持つ2枚のカードとディーラーのフェースアップカードを使用するものです。このベットは、3枚のカードがスリーカード、ストレート、フラッシュというポーカーハンドの組み合わせのいずれかになった場合に配当が支払われます。
A
エース（Ace）: エースカードのこと。ブラックジャックのでは、1にも11にもなり、手札がバストにならない限り11と数えます。
エースプア（Ace poor）: 予想以上に多くのエースが配られた状態のこと。
エースリッチ（Ace rich）: エースが予想より少なく配られた状態のこと。
アクション（Action）: ベットされた金額のこと。ひとつのハンドでも、ブラックジャックゲーム全体でも、一人のプレイヤーでも、複数のプレイヤーでも適用されます。
アドバンテージ（Advantage）:プレイヤーが互いに持ちうる優位性のことを指す言葉。カジノ用語でハウスエッジを指すこともあります。
アドバンテージプレイ（Advantage play）: プレイヤーに有利なときにチャンスを生かそうとする慎重なプレイスタイルのこと。
アドバンテージプレイヤー（Advantage player）: アドバンテージプレイをプレイスタイルに取り入れたプレイヤーのこと。アドバンテージプレイヤーは、自分に有利な明確な数学的優位が存在する場合、その状況を瞬時に感知することができます。
アンカー（Anchor）: 「サードベース」とも呼ばれ、ブラックジャックテーブルでディーラーより先に行動する最後のプレイヤーを指す言葉。プレイヤーとディーラーの間で行われるため、ゲーム内でのアンカーの有利不利はよく議論されています。
B
バンクロール（Bankroll）: プレイヤーがベットするために割り当てた資金のこと。あらゆるベッティング戦略は、プレイヤーのバンクロールを可能な限り拡大・維持することを目的としています。
ベーシックストラテジー（Basic strategy）: プレイヤーがいつスタンド、ヒット、スプリットすべきかを決める一般的な戦略に従うこと。通常、プレイヤーのバンクロールを維持するために、可能な限り最高のオッズを追求することを目的としています。
ベットサイジング（Bet sizing）: 戦略に応じてベット額を増減させること。例えば、プログレッシブベッティング戦略では、勝てば大きくベットし、逆に負けるたびに小さくベットする必要があります。
ベットスプレッド（Bet spread）: プレイヤーの最小ベットサイズと最大ベットサイズの間の幅を指します。例えば、ベットスプレッドが1～6であれば、プレイヤーはミニマムベットの6倍を最大ベット額として賭けることを意味します。
ベッティングシステム（Betting system）: ブラックジャックや他のカジノゲームをプレイする際に、ある一定のルールで賭けをすること。例えば、プログレッシブベッティングシステムとは対照的に、 フラットベットは、ブラックジャックゲームの各ラウンドで同じ金額(フラットベット)を賭けなければなりません。プログレッシブベッティングシステムは、プレイヤーが負けた後や勝った後にベットを増やすことを示唆する場合と、ベットを減らすことを示唆する場合があります。ベットスプレッドに関しては，厳密な制限はありません。
ブラックジャック（Blackjack）: 2枚のカードで合計値21を形成する状況（例：絵札(10)とエース(11)でブラックジャック(21)）
ボックス（Box）: 店舗型のカジノでは、ブラックジャックテーブルの中で、プレイヤーがベットを置く場所を指します。このエリアは通常、プレイヤーのカードとチップの周りにある輪郭で指定されています。
バーンカード（Burn card）: ディーラーがデッキの最初のカードを捨て、それが何であるかをプレイヤーが知らないようにすること。
バスト（Bust）: プレイヤーのハンドの合計値が21を超えた状態。バストは即座に負けを意味します。
バイイン（Buy-in）: ゲームに参加する前に、実際のお金をチップに変換することを要求すること。この用語は、他のカードゲームでも使われることがあります。
C
チップダウン（Chip down）: 以前にプレイしたベットからサイズを小さくする行為。その逆は「チップアップ」と呼ばれます。
チップアップ（Chip up）: 以前にプレイしたものからベットを増やす行為。その逆は「チップダウン」と呼ばれます。
コールドデッキ（Cold deck）: 悪いハンドが連続して配られたデッキのこと。コールドデッキは、良い戦略に従えば、必ずしもプレイヤーの勝率に影響を与えません。その逆は「ホットデッキ」と呼ばれます．
カラーアップ（Colour up）:店舗型のカジノでは、価値の低いチップを価値の高いチップに交換する行為を指します。ディーラーが低額のチップを使い切らないようにするために推奨されており、良いエチケットとして認識されています。
CSM: Continuous Shuffling Machine（連続シャッフル機）の頭文字をとったもの。店舗型のカジノでは、使用済みのカードをシャッフルして、再びデッキに挿入する行為を指します。
カット（Cut）: カードをシャッフルした後、ディーラーがカードを2つに分割すること。この行為はデッキの真ん中にプラスチックのカードを挟むことによって行われます。カットは不正行為を防ぐのに役立ちます。
カットカード（Cut card）: ディーラーがデッキをシャッフルした後に使用する空のプラスチックカードのこと。
D
D9: 9、10、11の手札に対してのみダブルが可能であるという制限のこと。このような手札でダブルをした場合、10やエースが続けばブラックジャックになるため、大きな報酬が得られる可能性があります。D9のブラックジャックゲームでは、ソフトハンドはダブルにできませんが、ハードハンドはダブルにできます。
DA2: ソフトハンド、ハードハンドの両方でダブリングが可能なゲームのこと。
DAS: Double After Split（ダブル・アフター・スプリット）の頭文字をとったもの。ペアをスプリットした後、ベットをダブルダウンすることを指します。例えば，6が2枚スプリットされ、4が続いた場合（6-4）、プレイヤーはこのハンドをダブルにして、10の価値を持つカードが来てブラックジャックになることを期待することができます。
ディーラー（Dealer）: ゲームの進行に責任を持つカジノ従業員のこと。オンラインカジノのブラックジャックでは、ディーラーは自動化されており、カードを配る役割を操作する人間がいません。
デッキ（Deck）: 52枚のトランプセット。
デッキペネトレーション（Deck penetration）: ディーラーがデッキをシャッフルする前に配られたカードの枚数。
ディヴィエーション（Deviation）: プレイスタイルの変更を正当化するような状況のことで、特定のハンドが配られたときにプレイスタイルを変えることがあります。つまり、プレイヤーはいつものゲームプレイを変更し、それに従って行動しなければならないと感じる状況を指します。
ディスカードトレイ（Discard tray）: ディーラーが捨て札やプレイカードを入れる透明な容器のこと。ディスカードトレイはプレイされるカードの総数が多いマルチデッキゲームでよく使われます。
ディスカード（Discards）: カジノ店舗内で行われるブラックジャックでは，前のラウンドで配られ、その後捨てられたカードのことを指します。
DOA: Double on Any（ダブル・オン・エニー）の頭文字をとったもの。スプリット後のダブルも含め、最初の2枚のカードのどれかでダブルができるゲームのことを指します。
ダブルダウン（Double down）: 追加カード1枚と引き換えに、元の賭け金の2倍を置く行為。プレイヤーが勝てば、最初の賭け金の2倍の配当が支払われます。9、10、11のハンドバリューでダブルダウンをするのが賢明とされています。
ダブルエクスポージャー（Double exposure）: ブラックジャックのバリエーションの一つで、ディーラーの手札が表向きに配るゲームを指します。プレイヤーの判断に有利であるものの、サレンダーベットとインシュランスベットは利用できません。
E
アーリーサレンダー（Early surrender）: ディーラーがホールカードを確認する前に、ベットの半分を放棄するオプション。通常のブラックジャックほど多くのハンドを作らないので、ハウスエッジを小さくすることができます。
EV: Expected Value（期待値）の頭文字をとったもの。ブラックジャックの手札の価値をディーラーが持つ表向きのカードとの関連で計算する概念です。例えば、ディーラーの手札が6であるのに対して、プレイヤーの手札が20であれば高いEVであることを意味します。
イーブンマネー（Even money）: ディーラーのフェースアップカードがエースで、ナチュラルを持っているプレイヤーに提供されるサイドベットのこと。このベットは、ディーラーがブラックジャックになった場合にプッシュからプレイヤーを保護します。ディーラーがブラックジャックにならなかった場合、プレイヤーは元のベットに対して3：2の割合で配当を受け取ります。
F
フェースカード（Face card）: ジャック、クイーン、キングの3枚のフェースカードのうち1枚を指します。カードに顔の絵柄が描かれていることから名前が付きました。
ファーストベース（First base）: ブラックジャックテーブルでディーラーより先に行動する最初のプレイヤーを指します。このゲームはプレイヤーとディーラーの間で行われるため、ゲーム内でのファーストベースの有利不利はよく議論されています。
ファイブカードチャーリー（Five-Card Charlie）:バストせずに5枚のカードが揃えば勝ちというルールのまれに見るルールのこと。ファイブカードチャーリーが有効な場合、プレイヤーは手札の価値に関係なく勝つことができます。
フラットベッティング（Flat betting）: いわゆる「フラットベット」と呼ばれ、ラウンドやゲーム中に同じ金額をベットする行為を指します。フラットベットはベットサイズを大きくしないため、負けたときの金銭的リスクが少なく安全な戦略であると考えられています。
H
ハンド（Hand）: プレイヤーまたはディーラーが持っているカード、手札のこと。
ハンドスプレディング（Hand spreading）: 2つのハンドを同時にプレイすること。プレイヤーは1時間にプレイするハンドの数を増やすためにこのオプションを選択することがあります。
ハードハンド（Hard hand）: エースを持たない手札のこと。ソフトハンドとは対照的に、ハードハンドは1つの値しか持ちません。
ハードトータル（Hard total）: ハードハンドの価値。
ヘッズアップ（Heads up）: オンラインブラックジャックのことで、一人のプレイヤーと一人のディーラーの間でプレイされるもの。ライブゲームでは一度に数人のプレイヤーがプレイできるため、このフレーズはライブブラックジャックを意味するものではありません。
ハイローラー（High roller）: Aホエール（クジラ）とも呼ばれ、多額のギャンブル資金を誇るプレイヤーのことを指します。ハイローラーは大きくベットをするため、低予算のプレイヤーと比較して、意思決定の過程が異なることも証明されています。
ヒット（Hit）: もう一枚カードを配ることを要求するアクションのこと。このオプションは、できるだけブラックジャックに近づけるためにより多くのカードを求めるプレイヤーが選択しがちです。
ヒット17/H17（Hit 17/H17）: あるバリエーションのゲームにおいて、ブラックジャックの手札が17の場合、ハードハンドも含めてディーラーがもう一枚カードを受け取るルールのこと。ディーラーがバストした場合、プレイヤーはゲームに勝つことになります。
ホールカード（Hole card）: 裏向きのカードのこと。ディーラーのホールカードはブラックジャックで唯一裏向きに配られるカードです。とはいえ、ホールカードはゲーム中の彼らの一つ一つの判断に影響を与えます。
ホットデッキ（Hot deck）: 強いハンドを何度も連続で配ったデッキのこと。その逆は「コールドデッキ」と呼ばれます。
ハウスエッジ（House edge）: ハウスアドバンテージとも呼ばれるハウスエッジは、プレイヤーのベット額に対するカジノ側の優位性を表します。ブラックジャックのようなゲームでは、知識のあるプレイヤーは特定の戦略を用いてハウスエッジを低くすることができます。
I
イラストゥリアス18（Illustrious 18）: 数学者のドン・シュレシンジャーが開発した18種類のブラックジャック戦略のこと。それぞれの戦略は、プレイヤーの意思決定を向上させるのに役立つと言われています。
インシュランスベット（Insurance bet）: ディーラーのアップカードがエースである場合に行われるベットのことで、ディーラーがブラックジャックであれば2：1の配当が得られます。
K
ケリーベッティング（Kelly Betting）: ケリー基準(Kelly Criterion)とも呼ばれ、ある公式に基づいて、ゲーム中のどの時点でも理想的なベットサイズを決定することを目的としたブラックジャックのベッティングシステムシステムです。J.L.Kelly Jrによって考案されました。
L
ランドベースカジノ（Land-based casino）: 実店舗のあるカジノを指し、必ずしもローカルカジノを指す言葉ではありません。
レイトサレンダー（Late surrender）: ディーラーがブラックジャックを確認した後、プレイヤーが手札を捨てることができるルールのこと。レイトサレンダーには2つの条件があります。
- ディーラーのアップカードは10かエースでなければならない。
- そのプレイヤーは持っているアンティの半分を没収されなければならない。
ローデッドデッキ（Loaded deck）: ダブルやスプリットで有利になるように、価値の高いカードを複数枚使用したデッキを指します。
M
マーチンゲールシステム（Martingale system）: ネガティブプログレッションベッティングシステムの一種。負けたときに2倍賭け、勝ったときに最初の賭け金に戻すというものです。このシステムは、連敗が続くとプレイヤーのバンクロールに大きなダメージを与えるので、注意して使用する必要があります。
マネーマネジメント（Money management）: ギャンブル資金を維持するためにプレイヤーが払う注意のこと、いわゆる資金管理です。戦略を実行し、ベットを小さくし、責任を持ってプレイすることは、プレイヤーが実行できる最も効果的な資金管理戦略のひとつです。
モンキー（Monkey）: ブラックジャックにおけるフェースカードのこと。この用語は，アジア圏でよく使われています。
マルチデッキ（Multi-deck）: 複数のデッキを使うブラックジャックゲームのこと。カードカウンターに対抗するために、複数のデッキが使われることが多いです。
N
ナチュラル（Natural）: 最初の2枚のカードがエースと10カード（10か絵札）で、ブラックジャックになるハンドのこと。プレイヤーがナチュラルを持っていて、ディーラーがそうでない場合、プレイヤーは即座にベットの1.5倍の配当を受け取ります。ほとんどのゲームでは，10やエースをスプリットしてブラックジャックになることは、ナチュラルとしてカウントされません。
NDAS: No Double After Splitting（ノー・ダブル・アフター・スプリッティング）の頭文字を取ったもの。DASブラックジャックの逆で、ペアをスプリットした後にベットをダブルダウンする行為が禁止されていることを指しています。
ノーウィン（No win）: プレイヤーが負けた場合と、プッシュの場合のどちらかを指します。後者の場合、プレイヤーはお金を取り戻すことができます。
NRSA: No Resplitting Aces（ノー・リスプリッティング・エース）の頭文字を取ったもの。エースをスプリットした後、片方のエースに別のエースが配られた場合、そのエースを再度スプリットすることを禁止するルールです。
O
オンラインカジノ（Online casinos）: オンラインブラックジャックとライブブラックジャックの両方を主催しているオンラインカジノのこと。オンラインブラックジャックでは、自動化されたディーラーが、全てのブラックジャックゲームを統括します。
P
ペイント（Paint）: 10のカードやフェースカードがあればブラックジャックになる、もしくはそれに近い状態になることを期待すること。
ペア（Pair）: 同じ価値のカードで構成された手札のこと。この場合、プレイヤーはスプリットを選択して2つのハンドを作り、ブラックジャックを作る機会を合計2回持つことができます。
パットハンド（Pat hand）: タンディングハンドのことで、21に十分近いと思われるハンド（通常17と21の間）
パーフェクトプレイ（Perfect play）: 基本戦略を忠実に守っているプレイヤーのこと。
プロッピー（Ploppy）: 経験豊富なプレイヤーが、基本的な戦略を持たず、手札を間違えがちな未熟なプレイヤーに対して使う呼称。プロッピーのベットに対するハウスエッジは高くなる傾向があるため、ほとんどのカジノはこのようなプレイヤーを歓迎します。
プリファレンシャルシャッフル（Preferential shuffle）: カジノが不正を避けるために，衝動的にカードをシャッフルすることを決定した状況。
プログレッシブベッティング（Progressive betting）: 負けた後に，ベットを2倍にすることを推奨するベッティング戦略のこと。この方法でブラックジャックをプレイすることは、資金の少ないプレイヤーにとって危険であると考えられています。
プッシュ（Push）: スタンドオフまたはノーウィンとも呼ばれ、プレイヤーとディーラーのカードが全く同じ価値である状況を指します。この場合、プレイヤーは最初の賭け金を返還されますが、追加でお金を獲得することはできません。
R
リスプリット（Resplits）: リスプリットとは、同じ価値のカードが2枚配られたときと、同じ価値のカードがもう1枚配られたときの2回のスプリットのことを指します。リスプリットはハウスルールで認められている場合のみ可能であり、追加ベットが必要となります。
リスクオブルーイン（Risk of Ruin (ROR)）: プレイヤーが負ける可能性を総合的に判断したパーセンテージ。
RSA:エースのリスプリットが可能なルールのこと。いくつかのエースをリスプリットすることができることを意味し、潜在的に多数のナチュラルではないブラックジャックを作ることができます。RSAブラックジャックのテーブルは一般的ではありません。
S
セブンカードチャーリー（Seven-Card Charlie）:ブラックジャックバリエーションのひとつであり、バストせずに7枚になったら勝ちという珍しいルールのこと。セブンカードチャーリーが有効な場合，プレイヤーは手札の価値に関係なく勝つことができます。
シュー（Shoe）: 店舗型のカジノでは、ディーラーが使用済みのカードを収納するボックスのことを指します。マルチデッキシューは複数のデッキを収納することができますが、シングルデッキゲームではより小さなシューを使う場合があります。ハイヒールに似ていることから「シュー」と呼ばれるようになりました。
シューゲーム（Shoe game）: シューを使用してカードを配るゲームのこと。シューゲームは複数のデッキを使用する傾向があり、通常手で配るダブルデックゲームとは対照的な言葉です。
サイドベット（Side bet）: 標準的なベット以上に提供されるベットの一種。例えば、ほとんどのブラックジャックゲームでは、パーフェクトペアベッ トを提供しています。最初に配られた2枚のカードがペアになる可能性をカバーするためにプレイヤーに提供されるものです。
シングルデッキ（Single deck）: シングルデッキを使って行われるゲームのこと。この場合、デッキペネトレーションは様々で、そのため、ディーラーは定期的にシャッフルを行います。
シットアンドゴー（Sit and Go）: 幅広いバイインを提供するトーナメントのことで、初心者からベテランまで対応し、ルールやプレイ時間も同様に自由なのが特徴です。
ソフトダブル（Soft double）: ハンドにエースが含まれているときにダブルすること。
ソフトハンド（Soft hand）: エースを含む手札で、1にも11にも評価できる手札のこと。例えば、エースと5を含むハンドは、6または15と評価されます。
ソフトトータル（Soft total）: ソフトハンドの合計値。例えば、エースと5のソフトハンドの合計は、6または15になります。
スプリット（Split）: 同じ価値の2枚のカードを分けて、それぞれをプレイすること。スプリットの前に追加ベットをしなければならないものの、その代わり、プレイヤーはダブルで勝つことができます。
スタンド（Stand）: 追加のカードが配られるのを拒否する行為。自分のハンドがディーラーよりも21に近いとプレイヤーが判断した場合に選択されます。
スタンド17（Stand 17）: ディーラーの合計が17以上の場合、追加カードを配ることができないというルールのこと。この場合、プレイヤーのハンドが21に近くても、ディーラーはスタンドしなければなりません。
スタンディングハンド（Standing hand）: ヒットしないことが推奨されているハンドのこと。例えば、バストカードになる可能性があるため、合計が19や20のハンドは一般にスタンディングハンドと呼ばれます。
スタンドオフ（Stand off）: プッシュまたはノーウィンとも呼ばれ、プレーヤーとディーラーのカードが全く同じ値である状況を指します。この場合、プレイヤーは最初の賭け金を返還されますが、追加でお金を獲得することはできません。
スティッフ（Stiff）: 合計が12から16のハンドのこと。ベッターがスタンドすれば、ディーラーは簡単に勝つことができるため、最も難しいハンドとして広く知られています。逆にヒットするとバストする危険性があるのも特徴です。
サレンダー（Surrender）: ハーフベットを犠牲にして手札を捨てるプレイヤーの選択肢のこと。この用語はさらに「アーリーサレンダー」と「レイトサレンダー」に分けられます。
T
サードベース（Third base）: 「アンカー」とも呼ばれ、ブラックジャックテーブルでディーラーより先に行動する最後のプレイヤーを指します。ゲームはプレイヤーとディーラーの間で行われるため、ゲーム内でのアンカーの有利不利はよく議論されています。
U
アップカード（Up card）:ディーラーが持つ表向きのカード。ディーラーのアップカードは、ヒットするかスタンドするかというプレイヤーの判断に直接影響するため、ブラックジャックでは重要なカードです。
V
バリアンス（Variance）: 「ボラティリティ」としても知られ、一般的な勝率のことを指します。高バリアンスのゲームは低バリアンスのゲームよりも低確率でペイアウトが発生し、中バリアンスのゲームはその中間に位置します。ブラックジャックは低バリアンスのゲームとして知られ、基本的な戦略に従えば、通常、頻繁に勝つことができます。
W
ホエール（Whale）: 「ハイローラー」とも呼ばれ、多額のギャンブル資金を誇るプレイヤーを指します。ハイローラーは大きなベットをする傾向があり、低予算のプレイヤーと比較して意思決定のプロセスが異なることがわかっています。
ウィンレート（Win rate）: 特定のゲームにおけるプレイヤーの勝率。ホエール（は経験と戦略により、新規プレイヤーよりも勝率が高い傾向にあります。
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