ポーカーハンドランキング

オンラインポーカーを頻繁にプレイしない人のほとんどは、ポーカーハンドのランキングを学ぶくらいなら、他のことを学んだ方が有益なのでは？と思うかもしれません。

しかし実際のところ、どのハンドがどのハンドに勝っているのかを理解するには、普段ポーカーをプレイしない人にとっては、慣れるまでかなり長い時間がかかるものです。

しかし、だからこそEnergyCasinoブログがあるのです。この記事を読めば、ポーカーのハンドランキングについて分かりやすく説明するだけでなく、各ハンドが他のハンドに対してどのような影響を与えるかについて、しっかりと理解することができるようになります。

各ハンドの組み合わせについてしっかり学びたい方は、ぜひお付き合いください。

ポーカーハンドランキング – 高いものから低いもの

ほとんどのポーカーでは、強い手札が弱い手札を打ち負かしますが、ローボールポーカーではこの概念が逆転しています。

あなたのテーブルがどちらのコンセプトを踏襲しているのかは、ゲームルールを確認するか、ディーラーにお聞きください。

ポーカーハンドの完全なリストを詳しく説明するために、ここでは5枚のコミュニティカードを使って5枚のカードハンドを作るテキサスホールデムを例にしてご紹介していきます。

それでは、ポーカーテーブルでプレイする際に参考になるポーカーハンドのリストをご紹介します。

ロイヤルフラッシュ

同じ絵柄のA-K-Q-J-10の5枚の連続したカードで構成される、ロイヤルフラッシュはポーカー内で最高のハンドです。他のロイヤルフラッシュと被らない限り、他のすべてのハンドに勝ります。

ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、同じ絵柄の連続した5枚のカードで構成され、ポーカーで2番目に強いハンドです。ロイヤルフラッシュとそれ以上の数字を持つストレートフラッシュを除いて、他のすべてのハンドに勝ります。

フォーカード (クワッド)

フォーカード（クワッド）は、4枚の同じ数字を持つカード（例えば、9が4枚）で完成するハンドです。ロイヤルフラッシュ、ストレートフラッシュ、またはより高い数字を持つ他のフォーカードを除いて他のすべてのハンドに勝つことができます。例えば、ジャック4枚で構成されるフォーオブアカインドは、ナイン4枚で構成されるフォーカードに勝ります。

フルハウス

フルハウスはスリーカードとペアで構成されます。例えば、8が3枚とエースが2枚の場合、フルハウスが完成します。

フルハウスに勝てるのは、ロイヤルフラッシュ、ストレートフラッシュ、フォーカードのみです。もし、2人のプレイヤーがフルハウスを持っていたら、カードの数字が高い方が勝ちます。

フラッシュ

フラッシュは同じ絵柄のカード5枚で構成されますが、連続したカードである必要はありません。例えば、ダイヤの10、8、5、3、2でフラッシュが完成します。

フラッシュはそれなりに強いハンドですが、ロイヤルフラッシュ、ストレートフラッシュ、フォーオブアカインド、フルハウスに負けるので、最強のハンドとは言えません。しかし、ストレート、スリーカード、ツーペア、ペア、ハイカードには勝つことが可能です。

ストレート

ストレートは、異なる絵柄の5枚連続したカードで構成されます（例：K-Q-J-10-9）同じ絵柄で5枚揃う場合はストレートになります。

ストレートは、スリーカード、ツーペア、ペア、ハイカードに勝り、それ以上のランクのストレートやそれ以上のハンドはストレートに勝てる仕組みです。

「ブロードウェイストレート」という言葉を耳にすることがありますが、これは10からエースで構成される最高のストレートハンドを指す言葉です。

スリーカード

同じ数字のカードが3枚あればスリーカードとなり、ツーペア、ペア、ハイカードの3つのハンドにのみ勝てます。

ツーペア

ツーペアとは、同じ数字のペアと他の数字のペアがあると完成するハンドです（例：ジャック2枚とクイーン2枚）ツーペアはハイカードと同様にワンペアに勝つことができます。

ワンペア

同じ数字の2枚のカード（例：クイーン2枚）で構成されるペアです。ワンペアはハイカードと、それより数字の低いワンペアにしか勝てません。

ハイカード

ハイカードは、ポーカーで最も弱いハンドです。上記のどのハンドも形成できない5枚のカードで構成され、ハイカードは他の低い数字のハイカード以外の手札には勝てません。

ポーカーで引き分けになるとどうなる？

通常ポーカーで引き分けになるケースはあまりありませんが、そんな状況も起こりえます。この場合はどうなるのでしょうか？

ポーカーで引き分けが発生する場合、キッカーまたはハイカードと呼ばれるもので決着がつきます。キッカーとは、ポーカー手札の中で、完成した手札に関係のないカードのことを指します。

例えば、A-A-Q-10-5とA-A-J-9-2はエースのワンペアです。残りのカードがタイブレーク、つまりキッカーになります。

この場合、前者のキッカー（Q）が後者のキッカー（J）に勝っているので、前者の勝ちとなります。

ハイカードが同じ場合は、その次のハイカードがキッカーとなります。

例えば、A-A-Q-10-5とA-A-Q-9-2の対決では、両方のハンドにクイーンがあるので、キッカーはクイーンではありません。

したがって、キッカーはその次のカードとなり、キッカー（10）が相手ハンドのキッカー（9）に勝って、前者のハンドが勝利することになります。

すべてのキッカーが同じ値であるごく稀な状況が起こった場合、ポットは均等に分けられます。

これは、5枚のカードを使ってハンドを完成させたプレイヤー同士に起こりがちで、タイブレークとなるキッカーがなくなるためです。さらにペアが同点の場合などは、キッカーの数は一枚とかなり少なくなります。

ポーカーのウイニングハンド例

どのポーカーハンドがどのハンドに勝つのか、思い出すのに苦労していますか？それは無理もありません。実際、ほとんどのプレイヤーは、ポーカーの手札のリストを完全に記憶するのに長い時間がかかります。

そこで、なぜあるハンドが他のハンドに勝てるのかについて、いくつかわかりやすい例をご用意しました。新しいポーカープレイヤーは、これらのポイントを手元に置きながらプレイすることを推奨します。心配は必要ありません。頻繁に練習すればすぐに使いこなせるようになります。

ロイヤルフラッシュは他を圧倒する

もし幸運にもロイヤルフラッシュが配られたら、もはや考えることはあまりありません。

これはゲームで最高のポーカーハンドであり、スロープレーで無駄にするべきではありません。最悪のシナリオは、他のプレイヤーがロイヤルフラッシュを持っていて、ポットを分割しなければならない状況です。

ハイステーションのテーブルで配られるならともかく、最初にロイヤルフラッシュを見る可能性は極めて低いものです。なので、ロイヤルフラッシュの強さを最大限に利用することが重要です。

フルハウス VS フラッシュ

フラッシュはほとんどのハンドに勝てますが、フルハウスとの対決はそうはいきません。フラッシュはフルハウスより珍しいという印象を持つプレイヤーもいるかもしれませんが、それは間違いです。

フルハウスとフラッシュが出現する確率は同等レベルですが、フルハウスの方がフラッシュよりも確率がやや低いため、フルハウスの方が勝る仕組みです。

ストレート VS スリーカード

ストレートはスリーオブカインドよりも発生確率が低いです。同じ数字のカード3枚を組み合わせた場合よりも、連続した数字のカード5枚を組み合わせた場合の方が、当然ながら結果はよいものになります。

スリーカードが勝ちとなるケースも多いですが、他のプレイヤーがストレートを引く可能性もあるので注意が必要です。

スリーカード VS ツーペア

ツーペアの方がスリーオブカインドより完成する確率が低いと思うプレイヤーもいるかもしれません。

ツーペアを使うポーカープレイヤーにとっては残念な事実ですが、スリーカードはツーペアに勝ります。これはツーペアの方がわずかに確率の低い手札であるためです。

「より多くのカードを必要とする手だからといって、より少ないカードの手より希少であるとは限らない」ということは常に胸に刻んでおきたいところです。4枚のカードで構成されるツーペアは、3枚のカードで構成されるスリーオブアカインドよりも、1枚多くカードを必要とするにもかかわらず、希少価値がないということです。

ポーカーハンドの確率

数学が好きな人であればポーカーハンドの正確な確率を計算するのは楽しいでしょう。好奇心を満たすだけでなく、なぜあるポーカーハンドが他のハンドに勝つのかを理解するのに役立ちます。

まず、基本的なことから説明しましょう。1つのデッキには52枚のカードがあり、テキサスホールデムの場合、5枚のカードでポーカーハンドが構成されます。あるハンドの確率を計算するためには、そのハンドが発生する可能性の数を数え、その数を5枚引きの可能性の総数（2,598,960）で割らなければなりません。

組み合わせ(C)を数えるので、一度にr個取り出されたn個の物体を探すことになり、この組み合わせの数は、n! / r!(n – r)!となります。

52C5 = 52! / 5!(52 – 5)! = 52! / 5!47! = 2,598,960

この式は、5枚の手札の可能性の数と、特定の手札の配り方の数を数えるのに使うことができます。確率を求めるには、後者を前者で割ればよいのです。

以下に、各手札の確率の内訳と、以下に示す各情報をまとめた表を紹介します。

ロイヤルフラッシュの確率

まず、ポーカーで最も強いロイヤルフラッシュについて説明します。

ロイヤルフラッシュを作る方法は、4つの絵柄からそれぞれ4通りだけです。ロイヤルフラッシュの確率を計算するには、4を2,598,960で割る必要があり、正確な確率は約0.000154%（オッズがお好みなら649,739:1）となります。

ストレートフラッシュの確率

ストレートフラッシュは36通りあり、ロイヤルフラッシュの9倍です。36を2,598,960で割ると、ストレートフラッシュの確率は0.00139%、または72,192.33:1になります。

フォーカードの確率

フォーカードの確率は、上記の2つよりもはるかに高いことがわかりますが、それでも非常に稀です。フォーカードの組み合わせは624通りあり、確率は約0.02401%、または4,164分の1です。

フルハウスの確率

フルハウスになる組み合わせは3,744通りあり、その確率は0.1441%、つまり693.166:1です。

フラッシュの確率

フラッシュになる組み合わせは5,108通りあります（ロイヤルとストレートフラッシュを除く）つまりフラッシュの確率は、0.1965%（508.8019:1）となります。

ストレートの確率

ストレート（ロイヤルフラッシュとストレートフラッシュを除く）の作り方は、10,200通りあります。このため、ストレートの確率は0.3925%（253.8:1）となっています。

スリーカードの確率

レアハンドの次は、一般的なハンドの形成がいかに簡単であるかが分かるようになります。とはいえ、統計的に見ればスリーカードの確率はまだ低いです。

スリーカードでは、54,912通りの可能性があり、その確率は2.1128%（46.3295:1）となっています。

ツーペアの確率

ツーペアには123,552通りあり、成立する確率は4.7539%（20.03535:1）となります。

ワンペアの確率

ポーカーのラウンドでは、ワンペアを形成するプレイヤーが必ず1人はいる傾向があります。その理由は、ワンペアを作る組み合わせは1,098,240通りあり、確率は42.2569%(2.366477:1)であるからです。

ハイカードの確率

5ハンドポーカーでは、ハイカードを作る組み合わせが1,302,540通りあり、確率は50.1177%（0.9953015:1）となります。

この確率が高くないのは、他のハンドが残りの確率を占めているためです。

ポーカーハンドランキングトップ20

以下では、ベスト20のポーカーハンドとその平均勝率を紹介します。実際の勝率は、テーブルのプレイヤー数、経験、そしてその時の強いハンドの流通量によって異なることにご注意ください。

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